安倍総理の真珠湾訪問決断に喝采を


 今日は12月8日、日本軍が真珠湾攻撃をし、日米開戦となった日である。その真珠湾に安部総理が12月26、27日と訪問することが発表された。安倍総理の英断に対して心からの喝采を送りたい。その理由を以下3点述べる。

 

①去る5月末、オバマ大統領が米国現職大統領として初めて広島を訪問した。

 

 第2次大戦末の1945年8月6日、米国は人類史上初の原爆を広島に投下し、非戦闘員約20万名の命を奪った。

 

 現職の米国大統領の広島訪問は、日米の歴史的和解を進める米国側からの働きかけであった。日本としてはこれに対する答礼が必要である。すなわち、日本の現職首相のハワイ真珠湾訪問は、オバマ大統領の広島訪問に対する答礼であり、日米の歴史的和解に対する日本側からの働きかけである。

 

②安倍総理の真珠湾訪問は、次期大統領も決まり、政治的にはレームダック(任期終了を間近に控え、政治的影響力を失った)状態にあるオバマ大統領の任期中にしても意味がない、との見方もあるかもしれない。しかし、果たしてそうだろうか。広島訪問はオバマ大統領が行った。その答礼であるから、彼の任期中に行うのが道理というものである。

 

 もし、トランプ次期大統領時に行ったら、軽率な点数稼ぎと米国および国際社会から捉えられ、日本の総理ひいては日本国の品格が下がる。

 

 また、トランプ次期大統領から見ても、大統領に当選した後はいかに米国民を一つにまとめるかが最初の課題である。従って、安倍総理が大統領選では敵陣営であったオバマ大統領と共に真珠湾を訪問し、その安倍総理が、そう時を置かず、大統領に就任した自分と会談するということは、トランプ大統領にとっても国民統合に役立つと考えられる。

 

③韓国が政治的に大変である。韓国をめぐって、日米と中朝が奪い合っている構図である。

 

 韓国の次期大統領に親北・親中・容共・反日・反米思想の持ち主がついたら大変なことになる。韓国を日米側に食い止めるために、今ほど日米の結束が必要な時はない。そういう意味で、安倍総理の真珠湾訪問は日米の歴史的和解を完結させ、かつてない日米結束を約束するものである。

 

国際勝共連合会長 太田洪量