家庭破壊を目論む文化共産主義


 日本の「家庭」が危機に瀕しています。少し大げさに感じる方もいるかもしれませんが、これは紛れもない事実です。そしてこの背後には、文化共産主義の問題があります。

 

 若者の未婚化、晩婚化が問題になっていますが、その最大の理由は、平成26年版の少子化社会対策白書によれば、「独身の自由さや気楽さを失いたくないから」というものでした。結婚して家庭を築くよりも、一人で好き勝手に暮らしたいと考える人が増えているのです。

 

 これは日本において、家庭の「価値」が崩壊しつつあるということを示しています。このことは、戦後の日本で個人主義ばかりが強調され、家庭の重要性がまったくと言っていいほど語られてこなかったことが大きく影響しているといえるでしょう。

 

 そして問題なのが、ある特定の人々が、「家庭は個人の自由を妨げるものだ」といって、積極的に家庭の価値を否定してきたことです。大変危惧すべきことなのですが、こうした価値観が、今や多くの若者に浸透してしまっています。

 

 この背景にあるのが共産主義思想です。共産主義では、あらゆる物事を対立物として捉えます。たとえば自然を見れば、多くの人が美しいと感じると思いますが、共産主義思想では対立し、闘争していると捉えます。電気のプラスとマイナス、磁力のN極とS極など、あらゆる存在が対立しているというのです(実際はお互いを必要としています)。

 

 特に共産主義では、上下関係を「階級」と呼んで激しく批判します。上に立つものは下に立つものを必ず支配するようになる、むしろこれまでの人間の社会は、すべて支配を強化するためのものだったというのがその理由です。そしてこの階級をなくして真の人間らしさを回復するためには、暴力革命が必要であると説いています。もちろんこの理論は誤りです。詳しくは国際勝共連合HPの勝共理論をご覧ください。

 

 これを家庭に応用し、家庭破壊を訴えるのが文化共産主義です。暴力革命を否定しているので分かりにくいのですが、本質的な考え方は共産主義そのものです。親と子供、あるいは夫と妻を対立関係と捉え、家庭そのものをなくしてしまおうというのです。

 

 文化共産主義を正しく見抜くことができなければ、日本の家庭を危機から救うことはできないのです。